新型プリウス 2015 アメリカ

新型プリウスの発表がされた2015年。しかし場所はアメリカだった・・・何故日本ではなくアメリカだったのでしょうか?
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2015年・秋、新型プリウスの世界初お目見えはなぜアメリカだったのか

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2015年・秋、新型プリウスの世界初お目見えはなぜアメリカだったのか

 

皆さんは新型プリウスが初めて世界に向けて発表された時の映像をテレビのニュースやWebニュースで見ましたか?

 

私はテレビのニュースで見たのですが、それはそれは派手なお披露目でしたね。このような発表会などのイベントには場所を貸してくれるだけでなく、プロデュースも協力してくれるのでしょうか?

 

なぜなら大胆な演出で「どうだ!」とばかりに新型プリウスを初めて発表した場所は日本ではなく、なんとアメリカ・ラスベガスだったのです。

 

アメリカで発表を行った理由は? 〜予想その1〜

タイムリーなことに元トヨタ自動車でアメリカ広報のお仕事をされていたかたのお話が聞けました。女性で現在は退職されており、彼女に勤務先からネタを持ってきてもらった訳ではないのでご安心下さいね。

 

やはり「世界初の発表が日本でなく、なぜアメリカ?」と思っているかたはたくさんお見えでしょうね。

 

実際、私もそう思った1人です。プリウス・チーフエンジニアの豊島浩二氏は日本のマスコミに対して

 

アメリカも日本と同じメーンマーケットでございます。なのでこの情報は日本にも駆け巡るはずなので、今回、アメリカで発表させていただきました。

 

と、コメントをしていますが・・・いやいや、日本の自動車メーカーならやっぱり日本で発表ではないの?と、豊島氏のコメントは何だか腑に落ちませんよね。

 

日本のマスコミが書いた記事や、元トヨタ自動車勤務の女性からうかがった話をもとに個人的ではありますが、なぜアメリカだったのか?を色々と予想してみました。

 

アメリカの車事情から紐解いてみる

先ずは「アメリカの車事情はどうなっている?」を調べました(やはり頼りはネットです、主にロイター通信やNYタイムスなどの記事を読みました)

 

アメリカでプリウスに人気が出たのは名立たるハリウッドスター達がプライベートで乗っていたからです。日本でもファンの多いハリウッドスターでプリウスユーザーだったのは、以下の方々です。

 

  • レオナルド・ディカプリオ
  • ダステイン・ホフマン
  • オーランド・ブルーム
  • キャメロン・ディアス
  • ジュリア・ロバーツ
  • ナタリー・ポートマン
  • グウィネス・パルトロー

 

勿論、他にもプリウスユーザーのスターや著名人はたくさんいます。

 

アメリカは日本以外でハイブリッドカーが多く乗られている国だと思います。最初はプリウスユーザーだった人でも後に「テスラ」という、見た目がスーパーカーのようなハイブリッドカーに乗り換えたスターはたくさんいますが、トヨタ自動車はテスラモーターズと業務・資本提携をしているのでライバルというわけではありません。

 

アメリカに比べ、ヨーロッパはクリーンディーゼルが環境にも優しいだけでなく燃費も良く、ガソリンを使用しないという点で、ハイブリッドカーより人気があります。テスラの部品の一部がドイツで作られていたり、ショールームもアメリカと比べたら数はとても少ないですが、あるにはあります(カナダ、モナコ、ドイツ、ロンドン)

 

 

プリウスが発表に至ったのは電気自動車への注目から?

2015年・秋、新型プリウスの世界初お目見えはなぜアメリカだったのか

 

ここでも、まだアメリカで発表した理由がイマイチ分からないですよね。なのでアメリカの「最近の」車事情について。

 

何ともアメリカ人らしい理由というかが、浮かび出てきました。ガソリン価格が下がっている今、もともと燃費を考慮した米車はほとんどなく「どうせガソリンを入れないと走らないのだから」と再び燃費を気にしなくなっていたのです。

 

そこへ日産の電気自動車「リーフ」がアメリカへ進出。ガソリンを全く必要としないうえ補助金も多く出ると話題になり、ハイブリッドでなく電気自動車に注目が集まってしまったのです。

 

これは「世界のトヨタ」としては心中穏やかではありませんよね・・・。他にはホンダがプリウスにもあるプラグインハイブリッドでアメリカ進出の計画があったりと、トヨタとしては「世界一の肩書に傷は付けられない!」と、ラスベガスで派手な発表イベントをおこなったのだと思います。

 

アメリカで発表を行った理由は? 〜予想その2〜

世界中が様々な形で驚いたであろう「トヨタ自動車が世界一の座を数年ぶりに明け渡す」これも意識していたと思います。しかも世界一の座を奪ったのは、ドイツの老舗メーカー「フォルクスワーゲン」クリーンディーゼルをメーンにしている欧州のメーカーです。日本での人気も高く、ゴルフやビートルだけでなく、ポルシェやアウディという車種も取り扱っています。

 

日本ではガソリン車がほとんどですがヨーロッパでは、やはりクリーンディーゼル車が年々、増加傾向にあります。

 

環境に対しての意識がヨーロッパは他の先進国に比べると高いせいもあるかも知れません。そのクリーンディーゼルをメーンにしたメーカーが世界一となると、ガソリンは必要なもののハイブリッドシステムは世界に誇れるテクノロジーの集結だという認識が脅かされてしまいます。

 

クリーンディーゼルは従来のディーゼルエンジンに・・・話題になったアノ方の言い方をお借りすると「ちょっとしたコツとヒントで生まれ変わった」ため、ハイブリッドほど開発にコストがかかっていないと思うのです(実際は開発に関して事実を全てオープンにしてくれているわけではないので断言はできませんが)

 

世界一の座を取り戻すために色々なモノを投入して、新型プリウスはボディデザインだけでなく内側から生まれ変わったのでしょう。「もっといい車をつくろうよ」を合言葉にトヨタ自動車は、TNGA(Toyota New Global Architecture)という新プロジェクトを発進させています。国内外問わず、どこのメーカーにも負けるものか!という意気込みを感じられます。

 

世界一の座を!と考えていた矢先に・・・

ところが自動車業界にとっては予期せぬ事態が発生しました。なんと「世界一のフォルクスワーゲンがデータ偽造をしていた」という、ショッキングな出来事です。当然、自動車業界だけでなく様々な業界がザワついたでしょうね。私もビックリしましたので。

 

しかし、このショッキングな事件は未だにガソリン車メーンの日本メーカーにとっては受け取り方によってはチャンスですよね。ガソリン車でもクリーンディーゼルに負けず劣らずの環境性能は作れるのですよ、をアピールできる絶好の機会だと思います。

 

ただヨーロッパの皆様は「簡単に考えを変えない」傾向があるので、そこが大きな課題ですね。しかしヨーロッパのかたのブレの少なさは私にとっては見習いたいところですが・・・。

 

新型プリウスは本当に生まれ変われるのか

結局はここにいきつきます。ついこの間まではミニバンなど大きなサイズの車ばかりが走っていましたが、最近ではコンパクトからミドルサイズの車が多く走っています。見た目より中は広いですよ、と軽自動車の頑張りもあると思いますが。

 

新型プリウスは現行モデルよりサイズアップしているんです。初代から振り返るとモデルチェンジの度にサイズアップしています。

 

横幅も長さも、運転するにあたって気になる部分ですよね。幅広いユーザー層を狙っていたはずなら、どうしてサイズアップをしたのだろう?が素直な疑問ですが海外(特にアメリカ)を意識してなのかな、と思うと・・・。

 

しかし日本メーカーなら、やっぱり先ずは日本で走行や駐車がしやすいのに中はユッタリという絶妙なサイズにした方が良かったのでは??

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